エクイノールは、2018年から日本で事業を展開してきたものの、度重なる入札でリース権を獲得できなかったことから、日本での洋上風力発電事業を終了することを決定し、2026年末までに東京オフィスを閉鎖する予定だ。
世界最大の洋上風力発電開発会社であるオルステッドは2024年に日本から撤退し、エクイノールは以前、コスト上昇を理由にベトナム、スペイン、ポルトガル、フランスなどの市場で洋上風力発電の開発規模を縮小した。
世界の洋上風力発電プロジェクトは、コスト上昇と継続的なサプライチェーンの制約に見舞われている。
「今回の決定は、統合電力市場への注力を強化するという、エクイノールの戦略的方向性の再評価を反映したものだ」と、国営エネルギーグループであるエクイノールはウェブサイトに掲載した声明で述べた。
三菱商事主導のコンソーシアムも昨年、コスト高騰を理由に日本初の洋上風力発電プロジェクト3件から撤退し、エネルギー輸入への依存度を下げようとする東京の取り組みに打撃を与えた。
しかし、日本最大の発電事業者であるJERAは、今年初めに日本の北部に位置する秋田沖で洋上風力発電プロジェクトの建設を開始した。
石油・ガスを主要事業とするエクイノールは、6月16日に再生可能エネルギーへの野心をさらに縮小し、2030年までの設備容量目標を撤回した。
同社は、再生可能エネルギーとガス火力発電、その他の電源を組み合わせた総合電力事業の拡大に注力すると述べた。
5月、エクイノールは韓国沖のバンディブリ浮体式洋上風力発電プロジェクトを中止したが、東海1号プロジェクトには引き続きパートナーとして参加している。
「当社は現在も韓国における洋上風力発電事業の状況を精査しており、後日改めて最新情報をお伝えする予定です」と、エクイノール社の広報担当者は金曜日に述べた。
(ロイター)