シンガポールのSembcorp Marineは、Q7000半潜水型坑井掘削装置をHelix Energy Solutions Groupに納入しました。
Q7000は、ナイジェリア沖で海底サービスを提供し、来年1月に最初のプロジェクトを開始する予定です。
長さ93.6メートル、幅61.1メートルのQ7000は、Sembcorp MarineとHelixが共同で設計しました。船舶は、現場での開発支援、井戸の清掃、および管の取り外しや海底のクリアランスなどの廃止措置作業だけでなく、幅広い生産強化作業を実行できます。
IMO認定のクラス3ダイナミックポジショニングシステムとHelix設計のインターベンションライザーシステムを装備したQ7000は、最大3,000メートルの水深で良好な介入と廃炉作業を実行できます。これにより、Q7000は英国北海、メキシコ湾、西アフリカおよびブラジル沖を含む世界の深海での運用に適しています。
2015年2月、Sembcorp MarineはQ7000に類似した船舶であるHelixにQ5000を納入しました。
「Q5000とQ7000、特に市場で困難な時期に実行された後者のプロジェクトを構築するために私たちと協力してくれたHelixに非常に感謝しています」とSembcorp Marine社長兼CEOのWong Weng Sun氏は述べています。 「Q7000の納入は、革新的な設計および建設ソリューションを提供するSembcorp Marineの実績ある能力だけでなく、課題を克服し、プロジェクトをスムーズに完了するためにお客様と協力するという確固たるコミットメントも示しています。今後、再びHelixとのコラボレーションが可能になることを楽しみにしています。」