このプロジェクトを運営する企業は月曜日、大規模なHollandse Kust Noord洋上風力発電所から最初の電力が生産されたと発表した。
シェルと三菱子会社エネコが主導するクロスウィンド・コンソーシアムは声明の中で、国有のテネト社が運営する送電網を通じてオランダ本土に数メガワット時相当の電力を供給したと発表した。
「今後数カ月間、生産能力は継続的に増加するため、風力発電所は最終的に年間3.3TWh(テラワット時)の発電量を生み出すことになる」とEnecoは声明で述べた。
オランダの海岸から18.5キロメートル(11.5マイル)離れたところに位置するHollandse Kust Noordは、今年末までに完成すると759メガワット(MW)の発電能力を持つことが見込まれている。
小売大手のアマゾンは、 2021年に締結された契約に基づいて、プロジェクトのエネルギーの半分を購入する予定である。シェル自体は、プロジェクトからの電力を使用して、ロッテルダムに建設中の200MWのプラントでグリーン水素を製造することを計画している。
オランダは、2030年までに洋上風力発電の目標21GWを達成することを目指し、北海の洋上風力発電容量を年間約1ギガワット(GW)追加する計画を立てている。1ギガワットの容量は、約100万世帯に電力を供給するのに十分である。エネルギー。
(ロイター - トビー・スターリング記者、エマ・ラムニー編集)