BPのバーナード・ルーニーCEOが辞任するとFTが報じた

12 9月 2023
バーナード・ルーニー (写真: BP)
バーナード・ルーニー (写真: BP)

BPのバーナード・ルーニー最高経営責任者(CEO)が辞任すると、フィナンシャル・タイムズ紙が火曜日、この件に詳しい2人の関係者の話として報じた。

53歳のルーニー氏は2020年2月に就任し、創業114年の企業を再発明することを誓い、英国のエネルギー大手が2050年までに純排出量ゼロを達成し、再生可能かつ低炭素電力に数十億ドルを投資するという野心的な計画を打ち出した。 。

BPの広報担当者はFTの報道についてコメントを控えた。

ルーニーは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から、昨年のウクライナ侵攻に伴うロシアからの急速な離脱、エネルギー価格のショック、そして世界的な生活費危機に至るまで、現代史の中でも最も激動の数年間をグループの舵取りをしてきた。

BPは今年初め、2030年までに炭化水素生産量を従来の40%から2019年比25%に削減する計画を縮小したが、これは依然として大手石油会社の中でこの10年間で最も大幅な石油・ガス生産量の削減である。

過去3年間、BPの株価は欧州の同業シェルや米国の同業シェブロンやエクソン・モービルの株価を下回っている。

ルーニー氏は、2010年のディープウォーター・ホライゾン号流出事故の余波でBPを導いたボブ・ダドリー氏の後任となった。

ロンドンの取引時間後に発表された報告書を前に、BP株は1%上昇して終了した。


(バンガロールのアニルード・サリグラマとロンドンのシャディア・ナスララによる報告;クリシュナ・チャンドラ・エルリとマルゲリータ・チョイによる編集)