フィンランドは、同国の公共水域にある最大500基のタービンを備えた5つの洋上風力発電所の入札を開始すると木曜日に発表した。
政府は声明で、「競売手続きの対象となる洋上風力発電所5カ所の総表面積は約860平方キロメートル、計算上の最大容量は約7500メガワットである」と述べた。
土地と水域を担当するフィンランド国営管理会社が競売を担当し、フィンランド西海岸にある敷地を選ばれたパートナーに最長50年間賃貸する予定だという。
カイ・ミッカネン気候環境大臣は記者団に対し、「競売される予定地からの風力発電により、フィンランドの年間発電量は3分の1以上増加すると予想される」と語った。
(ロイター - アン・カウラネン記者、エッシ・レート氏とアンナ・リングストロム氏編集)