オーストラリアのマースク掘削リグで雇用されている海洋掘削リグの作業員が、海外帰国後にコロナウイルス検査で陽性反応を示したと石油・ガス会社国際石油開発帝石が発表した。
「3月22日、キンバリー沖の請負業者の海洋掘削リグで最近働いていた人物が、海外の自宅に戻った直後に新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことを我々は認識した」と国際石油開発帝石は火曜日に述べた。
国際石油開発帝石は、この作業員の海外の自宅がどこなのかは明らかにしなかったが、問題の掘削装置はマースク・ドリリング社の半潜水掘削ユニット「マースク・デリバラー」であると述べた。 Energynewsbulletin によると、この作業員の海外の自宅はクロアチアにあり、リグは国際石油開発帝石のイクシス田で掘削する予定だったという。
「予防措置として、マースク・デリバラーの不要不急の人員は全員リグから移送され、ブルームまたは自宅のいずれかで14日間の自己隔離を開始します」と国際石油開発帝石のコーポレート・コーディネーション担当副社長ビル・タウンゼント氏は述べた。
「企業として、私たちは業務の完全性と継続性を維持することを強く意識しています。しかし、従業員の健康と福祉は依然として私たちの最優先事項です。
INPEXは危機管理チーム(CMT)を設立し、ワシントン州保健省からの助言と指導を受け、パース、ブルーム、ダーウィンおよび沖合の拠点全体にプロトコルを適用していると発表した。
国際石油開発帝石の新型コロナウイルス感染症への対応には、オフショア施設に移動する労働者の体温検査、厳格な衛生慣行、社会的距離の確保などが含まれる。
オーストラリアの産業安全規制当局NOPSEMAは先週、すべての海洋石油施設運営者に書簡を送り、感染症管理計画を見直し、オーストラリアの海洋石油産業労働者の健康リスクを軽減するための取り決めを確実に整備するよう求めた。
NOPSEMAは先週、別の指示があるまで自社のスタッフが3月23日からリモートで勤務すると発表した。