ガイアナの石油オークション落札者、契約締結前にさらなる情報を要求

キアナ・ウィルバーグ著12 1月 2024

ガイアナ沖の石油探査鉱区のオークションの落札者には、今月末まで契約締結前に政府が要求する追加情報を提出することが与えられていたと同国の副大統領が木曜日に発表した。

遅れを経て、ガイアナ政府は9月、オークションに出品された14の沖合鉱区のうち8鉱区の入札を受領した。入札者のリストには、エクソン・モービルやトータル・エナジーズ率いるコンソーシアムを含むガイアナ・スリナム流域の有力企業のほか、小規模な外国企業や地元企業も含まれていた。

バーラット・ジャグデオ副社長は記者会見で「企業は追加情報の提供を求められた」と語った。 「情報は今月末までに入る予定で、それ以降にこれらの取り決めを締結できることを期待している。」

当初、契約は11月に締結される予定だったが、オファーの評価と一部の条件の交渉に設定された期間が長くなった。

このオークションは、南米の国で唯一生産しているエクソン社が率いるグループによって110億バレル以上の回収可能な石油・ガス資源が発見されたことを受けて、世界的な注目を集めた。

この手続きにはベネズエラとの領土問題も迫っており、隣国ベネズエラはガイアナの競売落札者には海域を探索する権利がないと述べている。

ガイアナは企業の資金源の確認など、オファーの評価を支援するコンサルタントを雇ったとジャグデオ氏は付け加えた。

同氏は、「最終承認の前に、企業がこれらの義務を果たし、それらの問題に対処する手段を持っていることを確認するために、入札を勝ち取った提案の内容を確認するためのデューデリジェンスを行う必要がある」と付け加えた。

国際司法裁判所(ICJ)はベネズエラとガイアナの国境紛争を議論している。両国大統領は12月、武力行使を回避し、長期にわたる紛争の緊張を高めないことで合意した。


(ロイター - キアナ・ウィルバーグ記者、マリアンナ・パラガ執筆、マルゲリータ・チョイ編集)