エクイノール、ローズバンク油田権益の売却を準備

ロン・ブッソ、アンドレス・ゴンザレス著8 11月 2023
(画像:エクイノール)
(画像:エクイノール)

業界関係者2人によると、エクイノールは英領北海でのローズバンク石油開発の株式20%を売却する準備を進めており、売却額は約15億ドルになる可能性がある。

ノルウェーのエネルギー大手は、プロジェクトの株式80%の4分の1を売却しようとしている、と関係者がロイターに語った。

英国政府は9月27日、エクイノールとパートナーのイサカ・エナジーに対し、高齢化盆地におけるここ数年最大の新規プロジェクトであるローズバンクの開発にゴーサインを与えた。

関係筋によると、株式は約15億ドルで落札される可能性があるが、最終的な価値は原油価格や取引の構造次第だという。

エクイノール氏はコメントを控えた。

ローズバンク・プロジェクトを運営するノルウェーの会社は、今年サンコール・エナジーの英国事業を8億5000万ドルで買収した後、同分野への出資比率を2倍にした。

エクイノール社は、シェトランド諸島の西に位置するこの油田は2026年から27年に生産を開始する予定で、生涯生産量は3億バレルになると予想されると述べた。

同社は、浮体式生産・貯蔵・積出船(FPSO)を再配備し、油田開発を簡素化することで、38億ドルに達すると予想される油田コストを大幅に削減した。


(ロイター - Ron Bousso によるレポート、Nerijus Adomaitis による追加レポート、David Goodman による編集)