シェルのナミビア沖合のカリナン-1X探査では商業用の石油とガスは発見されなかったと同社は木曜日に発表した。
ナミビアはまだ石油とガスを生産していないが、シェルとトータルエナジーズが最近アフリカ南部の国の沖合で発見したことを受けて、国際企業から強い関心を集めている。
シェル社は声明で「この井戸では発見はなかったが、これまで試験が行われていなかった当社の認可分野で石油システムが稼働している兆候を発見できて心強い」と述べた。
井戸は栓をされて放棄されたため、シェルは今後、追跡活動を決定する前に収集したデータを分析する予定だという。
シェルとそのパートナーであるカタールエナジーおよびナミビア国営石油会社は、近年アフリカ南部の国でグラフ油井とジョンカー油井を含む4つの石油を発見した。
上流部門の責任者ゾーイ・ユージノビッチ氏は6月14日、これまでの掘削試験の結果は有望なものだったと述べた。
(ロイター - ロン・ブッソ記者、キルステン・ドノバン氏とスーザン・フェントン氏編集)