サイペム社、リビア沖合ガスプロジェクト向け主要モジュールの吊り上げ作業を完了

3 6月 2026

サイペム社は、重量物運搬船「サイペム7000」を使用して、リビア沖合のブーリガス利用プロジェクト(BGUP)向けガス回収モジュールの吊り上げと設置を完了した。

サイペム社の依頼を受けてロセッティ・マリーノ社がマリーナ・ディ・ラヴェンナの造船所で製造したこのモジュールは、5月上旬にリビア沖約170キロに位置するブーリ油田へ輸送された。

重量5,200トン以上、寸法は約45メートル×31メートル、高さは約45メートルのこのモジュールは、約2年の歳月をかけて建造され、ガス処理システムを組み込んでいる。現在、プロジェクトの計画されたインフラ改修の一環として、ブーリ油田の既存の洋上プラットフォームに設置されている。

サイペム社によると、今回の吊り上げ作業はプロジェクト遂行における重要な節目であり、同社の重量物吊り上げおよび洋上設置能力を示すものである。



吊り上げ作業が完了したため、洋上作業はロゼッティ・マリーノ社の実施範囲の下で継続されます。これらの作業には、モジュールを既存のDP4プラットフォームに統合する作業に加え、プラントおよびその通信、安全、制御システムに関する接続および試運転作業が含まれます。

DP3、DP4、およびサブラタプラットフォームを結ぶ約28キロメートルの海底パイプラインについて、追加の試運転前作業が計画されている。これらのパイプラインは、回収されたガスをメリタ処理施設へ輸送することを目的としている。

(写真提供:サイペム)

ブーリガス利用プロジェクトは、Eniとリビア国営石油会社(NOC)の合弁会社であるメリタ・オイル・アンド・ガス社によって開発されている。このプロジェクトは、現在燃焼処分されている随伴ガスを回収し、メリタ複合施設に輸送して国内消費または輸出に供することを目的としている。

プロジェクト情報によると、フレアリングの削減により、二酸化炭素排出量を年間約150万トン(CO2換算)削減できると見込まれています。また、既存インフラの効率化を図りながら、1日あたり最大約200万立方メートルのガス生産量増加も期待されています。

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